つまみの女王

2、3年おきに引っ越しを繰り返すジプシー女のグルメ日記。2016年からはバンコク市民。タイめしを食べつくすぞ!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

メトロポールの地下シェルターツアー

メトロポールに宿泊した日、ホテルの防空壕ツアーに参加してきました。

防空壕は一般には非公開。宿泊者のみ夕方5時と6時に行われているツアーに参加できます。ツアーは少人数のみなので参加希望の場合はチェックインしたらすぐ予約した方が良いと思います。

20120809shelter.jpg20120809shelter2.jpg

ツアーは旧館のロビーからスタート。ロビーにさりげなく置いてあった飾棚の中に、ベトナム戦争後初めて外国人記者が撮影したハノイの写真が掲載されたというLIFEマガジンが飾られていました。北ベトナムは鉄のカーテンの向こう側だったため、それ以前は西側メディアが入った事が無かったとのこと。

写真はメトロポールの前の歩道に掘られたマンホールのような簡易防空壕から顔を出す人々。

20120809shelter3.jpg20120809shelter4.jpg

ロビーを抜けて次はブランドショップのあるアーケードを飾る、"Path of History"と名付けられたパネル展示へ。ホテルの成り立ちや、チャップリンをはじめとする著名人のゲストリストなど、その華々しい歴史を知ることができます。1970年代には日本や各国の大使館がこのホテルに置かれ、さながらプチ国連のようだったとか。

20120809shelter14.jpg20120809shelter15.jpg

パネルが途切れた所で左折すると、さらに展示が続きます。ここからはガラリと雰囲気が変わり、ベトナム戦争中のことが。戦争中、ジェーンフォンダをはじめとする著名人が反戦を訴えてホテルに滞在していたこと、攻撃に備えてホテルスタッフが軍事訓練を受けた事、そしてライフルを持ってホテルを警備していたことなどが生生しく綴られています。

このエリアは誰でも見る事が可能なので、メトロポールを訪れた際にはぜひ足を運ぶことをお勧めします。

20120809shelter6.jpg20120809shelter7.jpg

そして中庭に抜けるドアを開くと防空壕の前に出ます。プールとバーの間にさりげなくある防空壕。普通に前を通っても気が付かないと思います。

昨年バーの改装時に偶然発見されたこの防空壕は、ベトナム戦争時代にゲストの避難用として掘られたものだそうです。

20120809shelter8.jpg20120809sheltertour13.jpg

ヘルメットをかぶり防空壕の中へ進むと、思っていた以上に狭い。タンロン遺跡などで地下指令室を見たことはありますが、こちらは全く異なる雰囲気でずっと狭い。ツアーは全部で8人くらいだったのですが、その人数だけでもすぐに息苦しくなる感じ。天井は低く、横幅も150cmあるかないかくらいの空間が全部で4部屋。

20120809shelter10.jpg20120809shelter11.jpg

この防空壕の中で、ハノイ空爆のさなか作曲されたという歌手ジョーン・バエズ(Joan Baez)の"“Where Are You Now, My Son? (息子よ、今どこにいるの?)"という曲を皆で聞きました。

この曲には実際の空爆の音、そして行方不明の息子を探すベトナム人の母親の声が入っています。

防空壕の中に流れる爆撃音と母親の泣き声。胸が苦しくなりました。

メトロポールが "Legend(伝説)"と呼ばれる所以を五感で体験することが出来る素晴らしいツアーでした。もっともっとホテルの、そしてハノイの歴史を知りたくなりました。

Path of History, Metropole Hanoi
http://pathofhistory.com/metropole-hanoi-vietnam/
  1. 2012/09/08(土) 08:00:00|
  2. ハノイ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tsumamiqueen.blog12.fc2.com/tb.php/858-ae037586
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。