つまみの女王

2、3年おきに引っ越しを繰り返すジプシー女のグルメ日記。2016年からはバンコク市民。タイめしを食べつくすぞ!

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シャトー・メルシャン:老舗の貫禄

誰でも知ってる日本のワイナリー、メルシャン。以前からその質の高さには注目していたものの今回改めてシャトー・メルシャンシリーズを飲ませて頂き、その格の違いを感じさせられました。なんといってもワインのクオリティが高い。そして工場長の斉藤さんの志も高い!

メルシャンといえば甲州のシュール・リー製法やきいろ香の製法など、常に新たなワイン造りを発信してきたワイナリー。しかもそれらの技術を惜しげもなく他のワイナリーに公開してきました。「クローズドの世界ではワイン全体の発展がありませんから。それに、同じ造りであっても人も、ワイナリーも、そしてなんといっても葡萄が違いますから、全く同じワインは出来ないわけですし。」と語る斉藤さん。素朴で優しい語り口の中にワインと葡萄に対する深い愛情と、国産ワインに対する熱い思いが感じられます。

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シャトー・メルシャンの甲州といえばきいろ香が超有名ですが、今回頂いた2005甲州グリ・ド・グリ(2307円)もすごくいいです。こちらは赤紫色の甲州の皮の風合いを残したスタイルのワイン。紅茶や焼きりんごの風味、ふくよかで豊かなボディ。旨いです。すっきり系の甲州もいいですが、ボディのあるこういうスタイルもかなりイイ!存在感のある甲州です。

デザートワインの2003甲州鳥居平(375ml 3154円)は甲州を濃縮発酵させたもの。これはまるで高級梅酒。とろりとした飲み口、豊かなミネラル、濃縮された天然果糖、はちみつネクターのような酸味。梅酒代わりに食前酒としてもイイ!梅酒好きの方にぜひお勧めしたい一本。小ぶりで飲みやすいのでちょっとしたギフトにもお洒落。

2005長野シャルドネ(2507円)と2005北信シャルドネ(6300円)も頂きましたがこちらは少し樽が強すぎる印象。「ステンレスのみのシャルドネは造らないのですか?」と伺うと、今試験的に醸造中だとか。もう少ししたらステンレスのシャルドネもリリースされる予定だそうです。これは楽しみ!

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赤でよかったのはなんといっても2004シャトー・メルシャン長野メルロー(3157円)。もうこれは本当にびっくり。飲み口は軽やかだけど後半にぐわっと膨らみ、長い余韻。タンニンがきめ細やかで粒子の一つ一つに旨みがつまっている感じ。チョコレートやコーヒーの風味も。これは国産赤ワインの中でも突出しています。2002桔梗が原メルロー(10007円)もフレッシュで元気なタンニンと果実が美味しいですが、値段を考えるとダントツで長野メルローがお勧め。素晴らしい一本です。

メルシャンといえば、以前昔は安いお土産ワインの生産者としか思っていませんでしたが、知れば知るほどその風格の高さに感動します。利潤のみを追い求めず、地元山梨の、そして国産ワインの進歩発展を願っての技術公開、故浅井昭吾氏を筆頭とした素晴らしいスタッフ。まさに日本のワイナリーの牽引役。

キリンによるTOBなど色々ありますが、このままぜひ前へ前へ進んで行って欲しいと思います。目指すは世界です!

  1. 2007/01/23(火) 08:00:00|
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