つまみの女王

2、3年おきに引っ越しを繰り返すジプシー女のグルメ日記。2016年からはバンコク市民。タイめしを食べつくすぞ!

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ニコラ・ジョリーに直撃!

雑誌BRUTUSのビオディナミ講習会に当たったので、常日頃からビオワインで疑問だった事をニコラ・ジョリー氏に直撃して来ました!

ニコラ・ジョリーさんとは泣く子も黙るビオディナミの大御所。生活までもがシュタイナー自然派で、葡萄畑を馬で耕すのはもちろん家にはテレビも無いらしい。登場した時は思わず「おお~本物や~。」と思っちゃいましたよ。

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まずはニコラ・ジョリーさんがビオディナミの理論をレクチャー。ビオディナミとは大地のエネルギーと太陽のエネルギーを利用する農法だそうで、そのエネルギーを利用すると作物が元気になり、病気や害虫もへっちゃらになり、結果農薬を撒かなくてもよくなるんだそうです。

ビオで作られたワインは元気モリモリで酸化しにくく、抜栓して3週間置いておいても生き生きしてるんですと。なのでビオワインは酸化防止剤も極少量で大丈夫なんだとか。

ニコラ・ジョリーさんの次はオーストリアの自然派、ニコライホーフ醸造所のクリスティーネ・サースさんのレクチャー。具体的なプレパラシオン(牛の角に水晶をつめて土中に数ヶ月寝かせた謎の調剤など)の撹拌方法や使用法を説明。水晶の調剤には太陽のエネルギーをより吸収しやすくする作用があるそうです。(その具体的なメカニズムに関しては説明無し。)

joly7.jpgjoly6.jpg

まあ理論はともあれ、ワインは飲んでみないと始まらないっしょということでセミナー後はお待ちかねの試飲タイム。ニコライホーフ醸造所のシュタイナー・フント・リースリング・レゼルヴ2003(6700円)は、華やかな香り、はちみつのようなミネラル感、深みがあり濃縮果実、ボリューム感がありとても力強いワイン。これは美味しいです!なんだかグラスから溢れ出るパワーがすごい。これがビオの醍醐味か!?

次はいよいよニコラ・ジョリーのクロ・ド・ラ・クレ・ド・セラン2004(10000円)。以前サヴニエール・レ・ヴュー・クロを飲んで激ウマだったので絶対美味しいはずだ~と香りを嗅ぐと…??あんまり香りしない。そして口に含むと香ばしい焼き菓子のような香り、ラムに漬けたドライフルーツのような味、これはまさしく私の苦手なラムとドライフルーツを使ったケーキのような味…ううぅ…おいしく無いかも…。確かに芯があってパワーはすごいんだけど…。酸味が足らないのかなぁ?私にはサヴニエール(5500円)で十分です…。

loly2.jpgloly3.jpg

でもいわゆる「ビオ臭」はどのワインも全くしませんでした。あの肥溜めみたいな香りがするビオは一体何が原因なんだ!?と思い、その質問をニコラ・ジョリーさんにぶつけてみました。

すると「ビオディナミは健康な葡萄を作りますが、それは必ずしもフィネスのある葡萄というわけではありません。大地のエネルギーが多すぎると健康でもフィネスの弱い葡萄になります。太陽のエネルギーが多いとフィネスが強くても弱い葡萄になります。そのバランスをとるのが難しい。最終的に選ぶのはあなたですよ」って判ったような判らんような回答。

先日の金井さんと岡本さんも自然派だけどワインは激ウマだったし、やっぱりいくら葡萄が健康につくれても、最終的にワインにするにはワインメーカーの腕次第ってことなのでしょうか?

しかしビオディナミって深いですね。最終的には宇宙とか輪廻転生とか超音波兵器まで話が及んじゃいました。テレビ命、バラエティ大好きな私はまだまだダメ人間ですぅぅ。
  1. 2006/11/29(水) 00:15:16|
  2. フランスワイン|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:8

コメント

ついついサイエンスでものを考えてしまう私にとっては、ビオディナミは理解を超えています。
おいしいと思えるのがあったらいいですね。
  1. 2006/11/29(水) 06:00:15 |
  2. URL |
  3. 脳天気 #HfMzn2gY
  4. [ 編集]

脳天気さん
天体の引力の影響は理解出来るのですが、プレパラシオンの効果の根拠が謎ですよね~。でも実際やってみると効果が出るんでしょうね、きっと。

でもビオの根本は葡萄の木をとりまくありとあらゆる生物、微生物の環境を良くしてあげて、健康な木を作ろうという考え方だそうです。ミクロの、目に見えない世界のことも考えた農業という点では脳天気さんも共感する所が多いと思いますよ。

元気な木を育てるだけじゃなくて、元気な自生酵母も育ててあげるという感覚みたいです。
  1. 2006/11/29(水) 07:41:33 |
  2. URL |
  3. mimi #Swdtr2xA
  4. [ 編集]

ビオなんちゃら、初めて聞いたわ。てへ。
大自然の中で育った割りに
全然自然派じゃない私。。


  1. 2006/11/29(水) 21:49:10 |
  2. URL |
  3. ゆっこ #-
  4. [ 編集]

飲んでみたい…

ビオディナミって、
バイオダイナミックのこと?
だよね…
わあ、味わってみたいな。
きっと、私みたいなシロウトにも、
感じるものがあるんじゃないかな。
野菜もそうだけど、
どうやったら入手できるのかね…
  1. 2006/11/29(水) 23:25:05 |
  2. URL |
  3. soko #-
  4. [ 編集]

オーガニックワインの本格派みたいなノコト?
最近その系よく飲むかも、翌日頭痛くならないから好き~
タバコやめた友人が普通の赤ワインを飲むとクシャミが止まらなくて、それって酸化防止剤だよね、きっと。
  1. 2006/11/29(水) 23:25:34 |
  2. URL |
  3. laina #-
  4. [ 編集]

ゆっこ
大自然で育つと満たされてるからあえて求めることが無いんじゃないかな?満たされてない人が救いを求めてビオとかに走るという点もあると思うよ。

soko
そうそう。シュタイナー理論を元にした醸造用葡萄栽培方法と醸造方法だよ。ビオワインは最近流行ってるからこだわりのワイン屋なら扱ってるはず。でもビオワイン=美味しいワインでは決してありまへん。というか、かなりマズいものが多いので厳選して買う事をおススメします。ハズすとかなりがっかりよ。。。

laina
オーガニックともまた違う、農法というよりは哲学とか思想に近いねー。オーストリアのシュタイナーっていう人が提唱した農法を元にしたものです。

酸化防止剤は二酸化硫黄(SO2)なら自然界に存在しているものなので無害だそうだよ。むしろ酸化防止剤を入れないとわけ判らない菌が増殖してもっと危険。酸化防止剤でもSO2じゃないケミカルなものを使っているワインだと、アレルギー反応を起こすことがあるかも。あとはやっぱり味を加工してるワインだと添加物とかの化学物質に反応しちゃうかっもねー。なにはともあれ信頼出来る造り手さんのワインを飲むのがおススメです。
  1. 2006/11/30(木) 00:18:42 |
  2. URL |
  3. mimi #-
  4. [ 編集]

試してみたい

すごく貴重な講演会にいけたのですね。なかなかビオワインに出会えず、あえて飲んでいないのですが(興味はすごくあるものの)、夫も科学な頭なのかいまひとつビオワインの理念にうなづけないようです(笑)。シュタイナーの生活はなかなか私にも実践できません。TVはなくても平気かと思いますが、PCなしの生活は考えられないし、電子レンジもいけないなぁと思いつつ、便利だから使ってしまう。
実践できることをちょこちょこつまみ食いです。
  1. 2006/12/01(金) 17:03:32 |
  2. URL |
  3. ちゃん・りー #-
  4. [ 編集]

ちゃん・りーさん
結局はバランスですよね。私も現代文明大好きなので、それをやめて原始人に戻れと言われてもまっぴらご免です。というか、電子機器が無いストレスでむしろ体壊すって!
  1. 2006/12/01(金) 19:56:34 |
  2. URL |
  3. mimi #Swdtr2xA
  4. [ 編集]

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