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つまみの女王

2、3年おきに引っ越しを繰り返すジプシー女のグルメ日記。2016年からはバンコク市民。タイめしを食べつくすぞ!

グレイスワインセミナー:世界に誇れる日本ワインを目指して

新宿で行われたグレイスワインのセミナーに参加してきました。今回は勝沼、明野、余市のスタッフの皆さんも集結。普段とは違うスーツ姿が決まってます。

セミナーのプレゼンターは三澤社主と仲野さん。「こちらは農場長の仲野です。」とのご紹介が。えええ~!!仲野さん、農場長になられたんですかっ!前農場長の赤松さんは後進の育成などに携われるとのこと。地域全体の若い世代を育てようという精神が感じられます。

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セミナーは3拠点の畑のお話から。鳥居平の甲州の一文字短梢栽培、明野の甲州の実生栽培、そして垣根栽培のお話などなど。明野は8haの一枚畑なので、コストダウンの面でも有利だそうです。甲州の他にカベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン、シャルドネ、ピノノアールなどが植えられていて、カベルネソーヴィニヨンにかなり手ごたえがあるそう。

実際カベルネ主体のミサワワイナリーの2006茅が岳赤(2000円)を飲んでみると、これがびっくりするくらいチャーミングで芯の強い赤い果実。明野のポテンシャルを感じます。ワイナリー限定販売なので、会場で思わず一本お買い上げしてしまいました。

2006明野メルローのバレルサンプルは色も濃く、ぎゅっと実が締まりかっちりとしたマウンテンスタイルのメルロー。個人的には好きなタイプ。熟して角がとれた時、どんな風になるのか楽しみです。

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北海道余市ではケルナーの他にピノノアールも植えられています。なかなか熟しきらない気難しいピノですが、今後は収量制限をすることでやっと農家さんと合意できたとのこと。これからどんな変化が出てくるか要注目です。

そしてお話は補糖や果汁濃縮について。補糖や濃縮はフランスでも一般的に行われてますが、しっかり限度を持って使用することが大切とのお話。悪いものから良いものが出てくるという手法ではなく、葡萄が熟さなかった年の補助手段として増強限度を設けて行うべきとのこと。

日本ではワインの法的規制がゆるいため、加工しようと思えばなんだってできちゃいます。そんな中消費者の立場でどのワインを選ぶかは、やはり信頼できる造り手さんかどうかですね。

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さてセミナーの後は3拠点のワインをひととおり試飲。勝沼のラインは安定したクオリティ。2004キュヴェ三澤赤(6300円)はユーカリ系の香りが素晴らしく、コクがあり実に美味しい。

余市のケルナーも相当ハイクオリティ。中でも2005ケルナープライベートリザーブ(3000円)はミネラリティ満タンで激ウマ!余市のケルナーは補糖も補酸も全く必要が無い程良い状態に実るそうです。北海道ケルナー、かなりきてます。

しかし一番印象に残ったのは2006グレイスシャルドネ(3990円)!今までのグレイスシャルドネとは全く違う印象。素晴らしいバランス、きれいな樽のもたらすボディ、そして厚みのある酸!今までは鳥居平のシャルドネを使っていたものを、この年は菱山と明野のシャルドネを使っているそうです。樽負けする国産シャルドネが多い中、これはかなりイイ!発売になったら即買いします。

グレイスワイン、年を追うごとに着実に進化してます。ヨーロッパ系品種もかなり良いものが出てきそう。世界に誇れる日本ワイン、ここに確実に産まれています。

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  1. 2007/06/17(日) 06:00:00|
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